久里浜眼科

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OCTA
OCT angiographyとは

光干渉断層血管撮影(OCT angiography:OCTA)は、光干渉断層計(OCT)を用いて、非侵襲的に血流動態にもとづいて血管構造を抽出することができる新しい技術です。

フルオレセイン蛍光眼底造影検査(FA)やインドシアニングリーン赤外蛍光造影検査(IA)とは異なり、造影剤を使用しないので、造影剤によるアレルギーや副作用のおそれもなく、短時間で検査ができます。

OCTAの原理は、動きのあるもの(血流内の赤血球)のみを抽出して、血管構造だけを再構築するもので、近年のOCTスキャンスピードの高速化に伴い、可能になった技術です。

OCTAは網膜表層毛細血管層、網膜深層毛細血管層、網膜外層、脈絡膜毛細血管板の4層に層別表示されます。

【4層の解剖学的位置】

主な対象
  1. 糖尿病網膜症(糖尿病黄斑浮腫を含む)
  2. 網膜静脈分枝閉塞症
  3. 加齢黄斑変性
利点と欠点

OCTAの利点の第一は造影剤を使用しないことです。

造影剤による副作用もなく、早い操作で非侵襲的に血管を抽出できるので、検査を頻回に行うことができ、治療後の経過観察などを何度も行うことができます。

加齢黄斑変性のフォローアップで毎回新生血管の変化を確認でき、糖尿病網膜症を定期的にOCTAでフォローすれば、思わぬ悪化を見逃す可能性が低くなります。

また、OCTAでは造影検査と違い、造影剤の漏れなどの影響がないので、新生血管などフルオレセイン蛍光眼底検査(FA)では漏出した造影剤でかくれてしまう血管でも、血管構造を鮮明に抽出できるという利点もあります。

網膜表層のみならず、網膜深層から脈絡膜まで3次元で血管構造を観察できるのが大きな利点です。

一方で、従来の眼底造影で検出されていた【漏出】【貯留】【組織染】といった所見を捉えることができず、眼底造影では解析される【造影早期】【造影後期】といった画像も得られません。

しかし、通常の光干渉断層計(OCT)や眼底所見などと組み合わせて評価することで、血管の機能障害などはある程度推測が可能です。

もう一つの欠点は、画角が狭いことです。しかし、機器の進歩によりこの欠点は徐々に改善されつつあります。

蛍光眼底造影とOCTA
  蛍光眼底造影 OCTA
造影剤使用 あり なし
撮影の簡便さ やや煩雑 簡便
深さ別解析 できない できる
撮影範囲 広い 狭い
解像度 普通 高い
蛍光漏出等の機能的解析 できる できない
蛍光漏出等による画像の不鮮明化 あり なし
時系列による評価 できる できない

■正常 網膜表層毛細血管層

■正常 網膜深層毛細血管層

■正常 網膜外層

■正常 脈絡膜毛細血管板

■糖尿病網膜症 網膜表層毛細血管層

■網膜静脈分枝閉塞症 網膜表層毛細血管層

■加齢黄斑変性 脈絡膜毛細血管板


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