久里浜眼科

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白内障


手術について

当院では、年間1,000眼のペースで手術を行っています。

当院ではアルコンのインフィニティという機械を使うことによって傷口が2.2mmの極小切開で手術をおこなっています。
傷口を最小1.4mmまで小さくすることも可能です。
また、術後のドライアイや感染症をおこしにくくする為に上方の角膜切開で行っています。

極小切開とは

傷口をより小さくしたほうが手術による乱視がでにくく、感染症も少なく手術をより安全に行うことができます。

  点眼にて麻酔し、眼球を切開して、水晶体の前嚢を切り取る。
   
  水晶体の核と皮質を超音波で砕き、吸引して取り出す。後嚢とチン小帯は残す。
   
  残した後嚢の中に、眼内レンズを挿入する。
※参天製薬株式会社 白内障の症状と治療より


手術写真  写真をクリックすると拡大画像が表示されます


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角膜を切開している所
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前嚢切開している所
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超音波のハンドピースを挿入した所
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超音波を使用し核を砕いている所

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超音波を使用し核を吸引している所
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皮質を吸引している所
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眼内レンズを入れる前
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眼内レンズを折り曲げて挿入している所

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眼内レンズをインジェクターから抜いた所
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眼内レンズが開いた所
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手術終了
 



当院で使用している眼内レンズ

非球面着色眼内レンズ

※HOYA株式会社より
※日本アルコン株式会社より

■ 非球面着色眼内レンズとは

人間の目はレンズの働きをする角膜と水晶体があります。
昼間や明るい場所に比べ、夜間や暗い場所では多くの光を取り入れる必要がある為、瞳孔が拡がるようにできています。そのため周辺部を通る光が増え、球面収差(光のにじみ)の影響も大きくなります。
これをQ値で表すと、(
※Q値とは0ではなく±で表す



※人間の角膜は正の球面収差を持ち、若年期の水晶体は負の球面収差を持っているので正と負の球面収差がバランスをとっています。
非球面眼内レンズは若年期の水晶体に近い機能を持つことで球面収差が若年者眼に近づくように設計されています。

※球面収差を抑えることで夜間や薄暗いところでの見え方が向上します。
従来の着色していない眼内レンズに比べ、網膜光障害の潜在的危険性を低減し、加齢性黄斑変性症を予防します。
従来の紫外線吸収眼内レンズに比べ、若年者眼に近い青色光フィルター効果があります。
 
※日本アルコン株式会社より



球面レンズと非球面レンズとの違い


球面レンズと非球面レンズ

■ 収差とは?

レンズの焦点は一点に見えますが、実際は細かなずれがあり、そのずれから歪みが発生致します。
その歪みを収差と呼び、収差には主に球面収差・コマ収差などがあります。
球面レンズでは、レンズの周辺部を通る光線の焦点と、レンズの中心部分を通る光線の焦点とのずれから球面収差が発生することで、光の輪郭がぼやけて見えたり、にじんで見えたりすることがあります。
その点非球面レンズですと、球面収差に比べてレンズの周辺部を通る光線の焦点と、レンズの中心部を通る光線の焦点の位置にずれがないので球面レンズに比べて球面収差が起こることもなく、良好な視界を得ることができます。



遠近両用眼内レンズ(マルチフォーカルレンズ)について

年齢が40歳を過ぎると、老眼(老視)が始まって近くが見えにくくなってきます。そこで老視(老眼)の治療として、眼の中にある水晶体を取り除いて、人工の遠近両用眼内レンズを挿入するという手術をすることで、メガネやコンタクトレンズなしで遠くも近くも見ることが可能となります。また、強度近視・遠視の方の屈折治療として手術を行うという方法もあります。手術後に残ってしまった近視や遠視、乱視に関しては、裸眼で更に遠くが見たい場合は、レーシックにて追加矯正をすることも可能です。




レンズの種類について

従来の眼内レンズでは、両目とも裸眼で遠くが見えるようになると、近くがみえにくくなります。両眼とも遠くにピントを合わせるのではなくモノビジョンといって、片眼は遠く・もう片眼は近くにピントを合わせて、遠くも近くも見えるという方法もあります。遠近両用の眼内レンズであれば、ひとつのレンズで遠くも近くも見ることが可能となります。遠近両用の眼内レンズは種類が2種類あって、屈折型と回折型という2種類のレンズに分かれています。屈折型は遠方と中間距離にすぐれているのに対し、回折型は遠方と近方距離にすぐれています。その方のライフスタイルに合わせて、片眼には屈折型、もう片眼には回折型を入れるという方法もあります。すでに従来の眼内レンズが挿入されている方に関しても、眼内レンズを入れるということも可能です。


従来の眼内レンズ

従来の眼内レンズ

遠近両用眼内レンズ

遠近両用眼内レンズ


屈折型眼内レンズ

※特徴
中間〜遠方の見え方に優れている為、VDT作業の多い方等に向いています。

屈折型眼内レンズ 中心から遠方、近方にピントが合うようになっています。
水色→遠方、白色→近方



回折型眼内レンズ

※特徴
遠方・近方の見え方に優れている為、手元の作業の多い方等に向いています。
回折型眼内レンズ
回折型は1つの光を遠方用と近方用の2箇所に分ける構造



※遠近両用眼内レンズ挿入後の眼球の様子


■手術後の主な症状
手術後はハロー(光の輪郭に重なってもう一つ光の輪郭が見える現象)やグレア(光がにじんだ様な感じ)になる可能性があります。
※個人差はありますが、見え方に慣れるのに3〜6か月かかることがあります。




手術の金額について

  • 従来の眼内レンズは保険適応になるので、
    1割 → ¥17,270  3割 → ¥51,820
    となります。
  • 遠近両用の眼内レンズは保険適応ではないため、自費となります。
※手術の代金はレンズの種類によっても異なりますが、
  • 片眼 ¥250,000〜300,000
  • また、術後レーシックにて追加矯正する場合
    片眼につき、別途¥50,000がかかります。

手術を受ける方について

遠方も近方もメガネなしで見たい方
原則的には両眼とも手術をする
術後ハローやグレアがある
(手術後3〜6か月ぐらい経つとだんだんと症状は落ち着いてくる)

ハローやグレアがある時とない時の図は下記を参照して下さい。


ハローがある時とない時
グレアがある時とない時

詳しくは当院の医師とご相談下さい。

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