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A型ボツリヌス毒素(「ボトックス
®
」)療法
片側顔面けいれん (へんそくがんめんけいれん)
なぜ起こるのか?
片側顔面痙攣は、片側の顔面の筋肉が自分の意思とは関係なく痙攣を引き起こします。原因には、顔面の筋肉を動かす神経が血管によって圧迫されることによって起こることが多いと考えられています。また顔面神経麻痺の後遺症や腫瘍、動脈瘤による圧迫なども考えられています。
症状
片側顔面痙攣は、ほとんどの場合、左右のどちらかに起こります。片側の目の周囲のピクピクした痙攣から始まり、口の周囲へと至ります。症状が進行すると痙攣は頻繁に起こり、目の周囲や、口、頬、あごの筋肉にまで至ります。
放っておいても自然に治ることはありませんが、ボツリヌス療法で10〜20%の人は完解することがあります。中高年の女性に発症することが多い病気です。
<初期>
・片側の目の周囲・口が小刻みに痙攣
・ほとんどが左右どちらかに発症
<進行すると・・・>
・頻繁に痙攣が起こる
・片側の目から口元が持続的にひきつった状態
・片目が閉じてしまう
眼瞼けいれん (がんけんけいれん)
なぜ起こるのか?
眼瞼痙攣は両側のまぶたが自分の意思とは関係なくピクピクと痙攣したりひきつったりします。この原因は今のところ分かっていません。
症状
初期では眼瞼の不快感や瞬きが多くなったり、目が乾く、まぶしさを感じるなど症状は多様です。症状が進行すると眼瞼が頻繁に痙攣するので開眼することができなくなることもあります。開眼することができないことにより日常生活に支障をきたすことになり、車の運転中に事故を起こす、歩行中は巻き込まれるなどの危険性があります。
中高年の女性に多くみられる病気ですが、まれに20才代でも起こります。また向精神薬など内服していると、年齢に関係なく症状が出現します。
検査
10回連続して早く瞬きをしてみて、スムーズにできなかったら眼瞼痙攣が疑われます。
<初期>
・まぶしさ・目が乾く・瞬きが多くなる
・まぶたが開かない、目をつぶっていたほうが楽
・眼瞼が下垂する など
<進行すると・・・>
・自分の意思で目が開けられない
・目を開けるのに手を使う
片側顔面痙攣・眼瞼痙攣治療方法
ボツリヌス療法
眼瞼痙攣、片側顔面痙攣の治療法としてボツリヌス療法が効果的です。
ボツリヌスを痙攣している部位に注射することで筋肉の動きを弱くし、症状が改善します。眼瞼痙攣の場合、まぶたの周囲の筋肉に注射をします。片側顔面痙攣の場合、特に強い痙攣がみられる筋肉に注射をします。
注射後、3〜6ヶ月効果は持続しますが、次第に効果が消失していくため再度注射が必要になります。10〜20%の人で注射をしなくても症状が改善する場合もあります。
このページの内容は「ボツリヌストキシン療法研究会」様からの許諾の上転載しています。
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「ボツリヌストキシン療法研究会」とは、「国内における片側顔面けいれんおよび痙性斜頸に対する
A型ボツリヌス毒素製剤の臨床試験に携わった医師により構成されています。
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